10代の子どもたちの脳の秘密に迫る!日経サイエンス2月号「10代の脳 思春期に脳の柔軟性を育む」が発売

こんにちは!僕の日常 公式 サイトの Otoha(音葉 / 男 / 兄弟・姉妹の長男)です。

今回は、10代の子どもたちの脳の秘密に迫る、日経サイエンス2026年2月号『10代の脳 思春期に脳の柔軟性を育む』の発売についてご紹介しますね。

日経サイエンス2026年2月号表紙

10代の脳の特性と子育てのヒント

小学校高学年から高校生にかけての10代は、エネルギーに満ち溢れている一方で、情動が不安定になりがちな時期ですよね。実は、この時期の脳は、大人の脳とも幼い子どもの脳とも少し違うんです。

脳のあちこちの領域で発達の度合いが異なるため、脳内の連携がうまくいかず、情動が不安定になることがあります。しかし、この不安定な時期こそが、脳にとって大きなチャンスでもあるとされています。強い情動は、脳に柔軟な思考をもたらし、理性を育む原動力にもなるからです。

さらに、脳が不安定になる理由に注目することで、10代や20代に多く見られる不安症の新しい治療法も見えてきたそうですよ。

注目すべき3つの特集記事

2026年2月号では、この分野のトップクラスの研究者たちによる3本の記事が特集されています。

1. シンクロする親子の脳 脳画像が明かす10代の成長

シンクロする親子の脳

「親子は似ている」とよく言われますが、MRIで撮影した脳画像からも、親子の脳の類似性が見えてきたそうです。脳が似る遺伝的な要因と環境的な要因の違いについて、興味深い考察が紹介されています。名古屋工業大学准教授の高木優氏と東京大学教授の小池進介氏が協力しています。

2. 思春期らしさが脳を育む 情動がもたらす柔軟性

思春期らしさが脳を育む

10代は情緒が不安定で未熟な面が注目されがちですが、この年代ならではの強い感情や考え方が脳を強化し、明晰な思考を育むことが明らかになってきました。長期にわたる追跡研究から、青少年の脳を真に成長させるための重要なポイントが示されています。南カリフォルニア大学のM. H. イモルディーノ=ヤン氏が執筆しています。

3. 若者の不安症に新アプローチ 嫌な記憶を消去する

若者の不安症に新アプローチ

青年期の若者の心の健康問題で最も多いのが不安症です。しかし、若者の脳は大人や子どもと異なるため、従来の治療が効きにくいという問題がありました。そこで、その脳の違いに着目して記憶を修正し、症状を和らげる新しい手法が検証されています。コロンビア大学のBJ ケーシー氏とボストン大学のH. メイヤー氏が執筆しています。

「難しい年頃」と言われる10代と向き合っているご家族や、中高生の教育、児童思春期心理学に携わる方々には特におすすめの特集です。

書籍概要

  • 書名:『日経サイエンス2026年2月号』

  • 編者:日経サイエンス編集部

  • 発売日:2025年12月25日(木)

  • 定価:1,650円(10%税込)

  • 仕様:A4変形判・116ページ

  • 発行:日経サイエンス

▽詳細はこちらで確認できます。
https://www.nikkei-science.com/page/magazine/202602.html