皆さん、こんにちは！僕の日常 公式 サイトのOtoha（音葉 / 男 / 兄弟・姉妹の長男）です。今日は、子どもたちの未来にとってとっても大切な取り組みについてお話ししますね！
「子どもの体験コンソーシアム」が目指すもの
公益財団法人ミダス財団は、「子どもの体験コンソーシアム」を新たに設立しました。これは、すべての子どもたちが豊かな体験を享受できる社会を実現するための大切な一歩なんです。
豊かな体験が、環境に左右される現状
日常の遊びから旅行、習い事、文化芸術に触れる機会まで、子ども時代のさまざまな体験は、成長の土台となり、生きる力を育む上で欠かせません。しかし、残念ながら、家庭環境や地域によって、体験の豊かさに差が生まれてしまう「子どもの体験格差」が社会課題となっています。人口減少などで地域コミュニティーが衰退する中、手軽な体験機会も減りつつあるようです。
このコンソーシアムでは、ミダス財団が事務局となり、子どもの学習支援や居場所づくり、自立支援に取り組むNPO法人や、子ども支援や教育学等を専門とする大学教員など、多くの専門家が協力し、この課題の解決に向けて力を合わせます。
設立シンポジウムで活発な議論
2025年11月17日には、都内で設立記念シンポジウムが開催されました。ミダス財団の吉村英毅代表は冒頭の挨拶で、「子どもの将来にとって何が重要かを本質に据え、多様な体験が保障される社会を目指します」と力強く語られました。
シンポジウムには、コンソーシアムに参加するNPO法人7団体の代表者や大学教員ら専門家、そして子どもの体験に関する課題に関心を持つ国会議員の方々も集まり、子どもの体験における現状と課題、今後の取り組みについて深く話し合われました。
体験が育む「生きる力」と「レジリエンス」
シンポジウムの後半では、子どもたちが体験を通して得られる効果について話し合われました。さまざまな体験は、生きる力やソーシャルスキルを育むだけでなく、逆境や困難に直面しても乗り越える「レジリエンス（立ち直る力）」を身につけることにもつながると期待されます。
今後の活動と目指す社会
「体験を買う社会ではなく、体験があるという社会に」という言葉が示唆するように、コンソーシアムは今後、定期的な勉強会開催や調査研究を行うとともに、子どもたちへの体験プログラムの提供を進めていきます。さらに、参加した子どもたちにアンケートをとり、体験前後の変化などを調査し、その結果を政策提言に活かしていく予定です。
この取り組みによって、すべての子どもたちが、その環境に関わらず、豊かな体験を通じて自分らしく成長できる社会が実現されることでしょう。
ミダス財団について
本コンソーシアムの事務局を務める公益財団法人ミダス財団は、「世界中の人々が人生の選択を自ら決定できる社会」を目指し、社会貢献事業を行っています。株式会社ミダスキャピタル・ミダス企業群等からの寄付金を財源として、本質的かつサステイナブルな社会貢献事業を行い、世界の根本課題の解決に取り組んでいます。
より詳しい情報は、以下のリンクからご覧いただけます。