こんにちは！僕の日常 公式 サイトの Otoha（音葉 / 男 / 兄弟・姉妹の長男）です。
今回は、子どもたちのための素敵な建築を手がける日比野設計さんが、世界でとっても権威のある建築イベント「World Architecture Festival 2025（WAF 2025）」で素晴らしい賞を受賞したという、嬉しいニュースをお届けしますね。
日比野設計さんが設計監理を担当した「FK Kindergarten and Nursery」が、完成建築・学校部門でなんと最優秀賞（Winner）に輝きました！そして、「Cheer Kindergarten」も同じ部門でショートリストに選ばれたんですよ。世界中から780件を超える応募があった中で、日本からは日比野設計さんと日建設計さんの2社だけが部門最優秀賞に選ばれたんですって。すごいですね！
最優秀賞に輝いた「FK Kindergarten and Nursery」
最優秀賞を受賞した「FK Kindergarten and Nursery」は、長崎県にある認定こども園です。狭くて高低差のある難しい土地に建てられたのですが、その高低差を逆手に取って、子どもたちが毎日楽しく駆け回れるような立体感と奥行きのある環境を作り出しています。
また、土地の形を最大限に活かすことで、工事中に土をほとんど運び出す必要がなく、二酸化炭素の排出削減にも貢献したそうです。一見するとちょっと危なそうに見えるかもしれませんが、子どもたちはここを毎日元気に駆け回り、身体も頭も使う環境がとても高く評価されたんですよ。
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所在地：長崎県長崎市
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設計監理：HIBINOSEKKEI + Youji no Shiro + KIDS DESIGN LABO
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構造規模：木造、地上2階建
ショートリスト選出の「Cheer Kindergarten」
そして、ショートリストに選ばれた「Cheer Kindergarten」は、中国の深センに完成した幼稚園です。もともと4層の吹き抜けがある建物を幼稚園に改修したのですが、そのダイナミックな吹き抜けを活かすことに力を入れたそうです。
吹き抜けは危ないからと塞いでしまうことが多い中で、鳥の巣のようなオブジェを配置して、子どもたちが遊べる仕掛けを作ったんですよ。平面的な幼稚園が多い中、超立体的な空間にしたことで、子どもたちがお互いに交流する機会が増え、異年齢交流を大切にするこの幼稚園にとって、建物と教育が素晴らしい形で融合していると評価されました。
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所在地：中国深セン市
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設計監理：HIBINOSEKKEI + Youji no Shiro
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構造規模：鉄筋鉄骨コンクリート造、地下1階、地上4階建
World Architecture Festival (WAF)とは？
WAFは、建築業界で世界最大級の国際的なアワードであり、カンファレンスでもあるんです。世界中の建築家やデザイナーが一堂に会する、建築界のグローバルイベントなんですよ。毎年、完成した建築物、これから作られるプロジェクト、インテリアなど、52ものカテゴリーで審査が行われます。
WAFの特に面白いところは、最終審査が「ライブ・クリティーク」、つまり公開プレゼンテーション形式で行われること！世界37か国から集まった164名の著名な専門家が審査員として、出場者のプレゼンテーションを直接評価するんです。設計の意図や、その建築物がどんな社会的な背景を持っているのか、どんな新しい工夫がされているのかが、とても立体的に審査されるため、WAFの受賞は国際的にとても価値があると言われているんですよ。
日比野設計について
日比野設計さんは、幼児施設設計の専門家集団である「日比野設計＋幼児の城」、そして福祉施設設計の専門家集団である「日比野設計＋福祉施設研究所」という2つの専門分野で構成された建築設計事務所です。
2021年3月には、自分たちで設計・運営する保育園「KIDS SMILE LABO」をオープンさせ、保育環境の研究と実践を行っているんですよ。保育環境の総合的なコンサルティングも手掛けています。
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日比野設計公式サイト：https://hibinosekkei.com/
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幼児の城：https://e-ensha.com/
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福祉施設研究所：https://hibino-fukushi.com/
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KIDS SMILE LABO：https://kidssmilelabo.com/
子どもたちの成長を一番に考えた、素敵な建築が世界で評価されるのは、本当に素晴らしいことですね！これからも日比野設計さんの活躍が楽しみです。